ワタミ／東日本に販売拡大／コロナ禍でのニーズに対応、ミールキット拡充

ワタミは１０月２６日、日替わり夕食宅配を行う「ワタミの宅食」にて、埼玉県内に限定して販売してきた食材セット「ワタミのミールキット」を東日本エリアに広げる。週２日以上の配送から注文が可能で、自社配送兼営業スタッフ「まごころスタッフ」が届ける。
　新型コロナの影響から、自宅まで食事を届けるデリバリーのニーズの高まりを受けて、７月に首都圏で４年ぶりにミールキットの販売を再開。高齢者をはじめ、ファミリー層にもターゲットを広げ、新商品を開発した。
　新商品「ワタミのミールキット」は、自宅での食事が増えたファミリー層をターゲットにした。カット済み・下ごしらえ済みの食材と調味料、レシピをセットで自宅に届ける。
　ワタミでは主力の調理済みの弁当・総菜に加え、自分で料理を作りたいという主婦層のニーズに対応できるミールキットを届けることで「より多くの方の食事をサポートしていきたい」（広報）としている。
　価格は５日間コースが４５００円（９００円×５日間）、週２日～の注文が１９６０円～（９８０円×２日間～）。東北地方（青森県・岩手県・秋田県を除く）、関東、甲信越、静岡県の一部で販売する。