フォーサイト/1―6月期売上高/43%増の12億円に

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 資格試験対策の通信講座を運営するフォーサイト(本社東京都、山田浩司社長)の20年1―6月期の売上高は、前年同期比43%増の12億円となった。1月に開始した生配信講義「eライブスタディ」が好調だった。コロナ禍による需要拡大も影響し、大幅増収になったと同社では見ている。
 「eライブスタディ」は講座のライブ配信サービス。該当の講座で、月1~2回配信している。不明点があれば、講義中にチャットで質問することもできる。リアルタイムで参加できない場合は、配信動画を見返すことも可能だ。サービス開始から半年で、累計受講者数は3万人を突破した。うち1万人はリアルタイムでの参加者だったという。
 「ライブ配信は、受講生に人気があるだけでなく、講師のレベルアップにもつながっている。録画と違い緊張感があることが、講師にとっても良い経験になっている」(マーケティング部・千葉勇吾部長)と話す。
 「今後は、ユーチューブなどでの動画配信にも注力し、当社のサービスの認知を拡大させていきたい」(同)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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