ライフバンテージジャパン 20年6月期/売上は45億7000万円に/定期注文に注力など奏功、コロナ禍でも成長

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 栄養補助食品や化粧品をネットワークビジネス(NB)で展開するライフバンテージジャパン(本社東京都、塩川英一社長)は9月3日、2020年6月期業績を発表、コロナ禍でも定期注文に積極的かつ継続的に焦点を当てたことなどから、売上高は前期比1.1%増の45憶7000万円と順調に推移した。ドルベースでは同3.8%増の4234万ドルだった。
 新型コロナウイルス感染拡大によって対面でのビジネスを行うことが難しくなったものの、「強固な顧客ロイヤルティーと現場のリーダーとの効果的なコミュニケーションおよび協力体制を維持することにより、売り上げの増加を達成した」(同社)。
 成長要因として同社は、(1)定期注文に積極的かつ継続的に焦点を当てたこと(2)会社が提唱する「バイオハッキング」ライフスタイルのさらなる具現化(3)飲みやすさを考慮した主力製品「プロタンディムNRF2(ナーフ・ツー)」の粒サイズを縮小化した(4)楽しく学べるオンラインイベントの展開─をあげている。
 塩川社長は当期業績について、「本年の達成を誇りに思う。ライフバンテージのニュートリゲノミクス製品と、強力なリーダーシップを発揮するフィールドのリーダーおよび経験を積み上げてきたスタッフのおかげで、日本市場の今後の成長に向けた確かな土台を築けたと感じている」と話している。
 次期の成長戦略は、オンラインイベント・トレーニングおよび展開製品のさらなる革新、定期注文の継続的な促進、ビジネスツールやテクノロジーのより一層の充実をあげている。
 同社親会社でナスダック上場のライフバンテージ・コーポレーションの20年6月期売上高は、前期比3.1%増の2億3290万ドルとなり、過去最高を記録した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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