ヤマトホールディングス/新たな店舗受取を提供/英企業と提携、賛同店も募集

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「Click&Collectシステム」サービス運用

「Click&Collectシステム」サービス運用

 ヤマトホールディングス(HD)とヤマト運輸は8月17日、受け取り・返品システムを提供する英国のDoddle Parcel Services Ltd(ドドル パーセル サービセス=Doddle社)と提携し、新たなEC商品受け取りサービスを11月から開始すると発表した。サービスの開始にあたり、荷物の受け取り拠点となるドラッグストアやスーパーマーケットなどの店舗の募集も開始した。
 今回のサービスにより、ECサイトの利用者は生活動線上の受け取り拠点が拡大し、気軽に商品を受け取ることが可能となる。
 ECサイトで商品注文後に携帯電話に送信される二次元バーコードを店舗で提示するだけで、スムーズに荷物を受け取ることができる。
 導入店舗は「Click&Collectシステム」の専用端末を設置するだけで、簡単にサービス提供を開始でき、新たな顧客との接点を拡大できる。利用者にクーポンを配布し、商品受け取り時に買い物を促すことも可能。
 ヤマトHDは6月24日、EC事業者向けの新配送サービス「EAZY(イージー)」の提供を開始している。今回の新たな受け取りサービスは、「EAZY」の導入事業者も対象となる。他にも特定EC事業者において同サービスを利用できるようにする。
 来年3月にはEC商品の返品が可能となる機能の提供も予定している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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