【注目商品】 佳秀工業 ヘルスケア事業部/アロマ+アルコールのスプレー/自社ECサイトで発売

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 1969年創業の佳秀工業(本社福岡県、寺本麓人社長)のヘルスケア事業部((電)093―701―1021)はこのほど、保湿成分とオーガニックアロマ精油を配合した、高濃度アルコール製品「MW(ムウ) ハンドクリーニングスプレー」を自社ECサイトで発売した。北九州市の浄水器メーカーであるクロスポイント(本社福岡県)と共同開発した。
 工場など現場で働く人を支える化粧品「MW(ムウ)」シリーズから発売した。クロスポイントが創業30周年のノベルティーとして高濃度アルコールスプレーの製品化を企画、佳秀工業と共同開発したという。
 コロナの影響で高濃度アルコールの需要は高まっている。一方、自粛生活が強いられる中、ストレスを抱える人は増えているという。佳秀工業では「アルコールにアロマオイルを配合することにより独特の臭いを緩和、やすらぎや楽しさを届けたいと考え製品化した」と言う。ノベルティーのユーザーから商品化の要望が寄せられたことから、「MW」シリーズとしての発売を決めたとしている。
 発売したのは、香りの異なる3製品。「リラクシングウッド」と「ブリージングミント」は、75ミリリットル入りで税別1800円。無香料タイプは100ミリリットル入りで同1200円となっている。「リラクシングウッド」にはサンダルウッドなど5種の精油をブレンドして配合しており、「森の中にいるようなリラックスしたいときに」がテーマ。「ブリージングミント」にはユーカリなど4種の精油を配合。「スッキリ爽やかな香りで、気分をリフレッシュしたいときに」がテーマとなっている。
 3製品とも、70%の高濃度エタノールを配合。保湿成分としてグリセリンを配合することにより、乾燥を防ぐ。エタノールはサトウキビからできた天然由来のもののみを使用している。なお、佳秀工業の化粧品工場には、クロスポイントの浄水システム「光水」を導入しており、同製品の製造にも使用しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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