日本トリム/効果の根源は白金粒子/電解水素水の効果の理由を発表

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 電解水素水整水器の職域販売を展開する日本トリムは6月23日、電解水素水の胃腸機能の改善効果の根源が、整水器に搭載した電極の白金ナノ粒子にあることを確認したと発表した。同日、英国の科学雑誌に論文を掲載した。
 日本トリムによると、日本トリムが販売している電解水素水整水器の、電解層内部にある電極には、白金ナノコート電極を使用している。日本トリムと、東京大学の未来ビジョン研究センターはこのほど、共同研究において、白金ナノコート電極に、反応性の高い水素分子が保持されていることを発見したとしている。
 研究では、電解水素水生成時における、水中の水素濃度と水素生成効率を測定した。白金コート電極で水素水を生成した場合、一定電流当たりの水素分子の生成効率が92%と非常に高かったことなどが分かったという。
 日本トリムのこれまでの研究では、電解水素水に、水素ガスを注入するタイプの市販の水素水の5倍以上の、活性酸素を除去する効果があることが分かっていた。今回の東京大学との共同研究では、その理由が判明したのだとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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