ネオシャルム/日本橋のサロンを閉鎖/会員や利用者の安全を最優先に

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 化粧品のネットワークビジネスを展開するネオシャルム(稲葉ひとみ社長)は7月1日、東京・日本橋のサロンを閉鎖した。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、会員や利用者の安全を最優先して決定した。
 今年3月から、感染拡大の影響でサロンの営業を休止していた。新型コロナウイルスの完全な終息の目途が立たず、都内での集客は難しいことも一因としている。
 同社は、日本橋に代わるサロンを探しているが、今後の情勢を踏まえ、新しいサロンの展開は慎重に検討していく。サロンで行われていた補整下着の寸法測定や試着は、埼玉県越谷市と群馬県館林市の本社が運営するサロンと、会員が所有するサロンで引き続き行っていくという。
 稲葉社長は、「会員や利用者の安全を第一に考えた決断なので、前向きに考えている。今後は、時代の変化に合わせて、ネット通販の活用など、柔軟に対応できる体制を構築していきたい」と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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