ベネフィットワン/通信講座需要11倍に/コロナ禍で福利厚生需要が変化

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 福利厚生サービスを提供するベネフィットワンはこのほど、コロナ禍での在宅勤務や外出自粛要請を受け、通信講座の需要が急増していることを明らかにした。同社が提供する、福利厚生の「学ぶ」カテゴリーのサービス利用件数は、4月が前年同月比で9倍に、5月は前年同月比11倍になったという。ビジネスマナーやパソコンスキルなど、実務的な通信講座の利用が特に多かったとしている。
 同社の提供する福利厚生サービスの中では例年、映画館やテーマパークの優待の利用が多いという。外出自粛でテーマパークなどの利用ができなくなったこともあり、通信講座の利用が急増したと同社ではみている。
 同社の福利厚生サービスは、企業が加入していれば入社直後から利用できる。同社では「在宅勤務の期限が不透明な中、その手軽さが人気となった」(石田耕太郎氏)とみている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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