アピ/「API’s CF」始動/より効果・体感が得やすい製品設計が可能に

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「API’s CF」のロゴマーク

「API’s CF」のロゴマーク

 健康食品受託製造最大手のアピ(本社岐阜県、野々垣孝彦社長、(電)058―271―3838)はこのほど、プロジェクト「API’s CF(アピズコンセプトフォーミュレーション)」を始動すると発表した。同プロジェクトにより、より効果・体感が得やすい製品設計が可能になるという。同社が17年9月から新たな旗印として掲げている「API’s ODM(※参照)」の第2弾プロジェクトとして展開する。免疫に関する「API’s CF」のリリースも発表した。
 同社では、「API’s ODM」を旗印として掲げ、「売れる可能性が高い」商材の開発・供給を行っている。「API’s ODM」の第1弾プロジェクトとしては「API’s SR(アピズエスアール)」を展開。同社独自SR(研究レビュー)の制作による機能性表示食品ODMの強化に取り組んできた。
 今回の「API’s CF」では、健康に関する悩み・コンセプト別に、作用機序を分かりやすく”見える化”。各作用点に対応する素材・成分をピックアップし、複合的に配合することで、より効果・体感が得やすい製品設計を可能にするという。
 「API’s CF」は、同社の専門研究員が、学術論文などのエビデンスに基づきまとめる。同社の営業員に研究員が同行し、「API’s CF」について説明することも想定している。
 リリースした、免疫に関する「API’s CF」では、「免疫機構と作用機序」「免疫関連売れ筋商品の作用機序比較」「免疫フォーミュレーション例」などを、図解なども交えながら、分かりやすく提示している。
 同社では7月中に、「美白」「骨(Ca吸収)」「血管(血圧)」「抗糖化」についても、「API’s CF」をまとめる予定。多様な市場・顧客ニーズに対応すべく、ラインアップの拡充を図っていくという。


 ※ODMとは…「オリジナル・デザイン・マニュファクチャリング」の略。商品の製造にとどまらず、開発や設計も含めたトータルサポートを行うことをさす。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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