【化粧品訪販 20年版 売上高ランキング】 〈コロナが年度末襲い、減収に転じ〉68社合計は4274億円超/実質成長率は2・3%マイナスに

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 本紙がまとめた「20年版訪問販売化粧品売上高調査」では、ランキング化した68社の合計売上高は4274億6000万円だった。前年度と比較可能な27社で算出した実質成長率は、2.3%のマイナス成長となった。中堅NB企業を中心に、前期比20%増以上の大幅増収となった企業が5社あった。一方で、ポーラやアシュランなど、大手企業の減収が、マイナス成長の要因となったようだ。新型コロナが、3月決算の会社の年度末の業績に影響を与えたことも、マイナス成長になった要因の一つのようだ。


■インバウンド減少・増税も追い打ち

 業界最大手のポーラの売上高は、本紙推定で1035億円となった。ポーラの親会社のポーラ・オルビスホールディングスが、19年12月期から開示するようになった、「委託販売チャネル」の売上構成比率を基に算出した。「委託販売チャネル」には、サロン販売や従来型訪販が含まれる。19年12月期の「委託販売チャネル」の売上構成比率は、76.4%だった。
 ポーラは、

(続きは、「日本流通産業新聞」6月25日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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