奈良市/LINE運用を開始/新型コロナの情報発信も

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LINEの待ち受け画面

LINEの待ち受け画面

 奈良市は6月1日、LINEを活用した情報発信を開始した。新型コロナウイルスの感染症対策の情報を中心に、新しい生活様式やコロナ禍の第2波への警戒などを意識した情報発信を行っていくとしている。
 現段階では、消費者からの相談を受け付ける機能などは設けていない。LINEを使用している消費者が多いことから、リアルタイムな情報発信と、プッシュ通知機能などを駆使して、消費者に情報に対する感度を高めてもらうことが狙い。
 奈良市では、すでにフェイスブックやツイッター、インスタグラムなどSNSを活用した情報発信を実施している。しかし市からの情報発信は消費者自らが取りにいく必要があり、SNSを使っていない消費者には、情報が届きにくいという課題があった。LINEは、情報配信とともに通知を届ける「プッシュ型」のため、発信した情報を消費者が見やすい環境にあるため、LINEの運用を開始したという。今後、会話を自動的に行うチャットボットの導入なども検討しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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