【海外NBニュース】 米国訪問販売協会/加盟企業に注意喚起

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 米国訪問販売協会(DSA、事務局米国ワシントンDC)は6月5日、米国連邦取引委員会(FTC)が同日に、違法な勧誘をしているとして、DSAの加盟企業を含むネットワークビジネス(NB)企業に注意喚起を行ったことにについて、公式声明を発表した。声明ではNBを展開する企業に、再度コンプライアンスの順守を徹底するように求めている。
 FTCは、新型コロナウイルスの感染拡大により、「新型コロナウイルスに効く」「失業が増え、収入が減る中でも稼ぐことができる」とうたい勧誘するNB企業6社に警告文書を通達した。
 DSAによると、加盟社を含めた米国のNB企業に、高い基準のコンプライアンスを順守することを要求している。DSAが定めた基準を守れなければ、新規加盟を認めないだけでなく、既存会員の除名も検討しているという。
 DSAは、「全てのNB企業が、コンプライアンスを順守することを訴え、消費者や販売員に正確な情報を届けられるようにしていきたい」とコメントしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ