〈ファッション小売〉 「ネット接客」積極展開/ライブコマース、チャットでEC促進

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シップスのライブコマースでは店舗スタッフやバイヤーが商品や着こなしを紹介

シップスのライブコマースでは店舗スタッフやバイヤーが商品や着こなしを紹介

 ファッション小売企業が新型コロナウイルスに苦しむ中、ライブコマースやチャットなど「ネット接客」を駆使し、EC事業を強化している。ビームスやシップスは、店舗スタッフを活用したライブコマースを実施。デイトナ・インターナショナルは、ECサイトでチャット接客を開始した。店舗スタッフの力を最大限発揮し、危機を乗り切るための挑戦を続けている。
 ビームスは3月27日、同社初となるライブコマースを実施した。雑誌などにも登場する有名スタッフが動画で商品を紹介。視聴者の質問に答えながら商品の特徴や着こなしのアドバイスを行った。
 シップスは5月22日、ライブコマースを実施した。店舗スタッフやバイヤーが商品や着こなしを紹介しながら販売する。こちらも初めての取り組みだ。
 シップスは、「まずは1カ月間トライアルで実施する。初回の放送は手探りの部分が多かったが、さまざまな課題が見えてきた。反響を見ながら、今後の展開を計画したい」(デジタルマーケティング部・萩原千春課長)と話す。
 アパレルショップ「フリークスストア」を展開するデイトナ・インターナショナルは5月14日、ECサイトでチャット接客を開始した。コーディネー卜に関する悩みや商品への質問にスタッフが答えている。

(続きは、「日本流通産業新聞」5月28日号で)

デイトナ・インターナショナルがチャット接客を開始

デイトナ・インターナショナルがチャット接客を開始

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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