PGSホーム/新規営業、一斉ストップ/工事案件は監督のみ対応

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 外壁塗装や太陽光発電を訪問販売するPGSホーム(本社大阪府、池口護社長)はこのほど、ドアツードアやテレアポなど含む新規営業を一斉に中止した。工事中の案件は、現場監督のみ業務を行い、他の社員は休業させている。
 既存顧客への営業は、一部継続していところもあるとし、「商談のアポ取得済みが対象。しかし、再度許可を取ってから訪問するなどの措置を行っている」(同社)と言う。
 同社は、政府が緊急事態宣言を発出したことを受け、4月9日から5月6日までの約1カ月間、関東から九州まで本社を含む、全21支店を一斉休業させている。営業再開の予定は、5月初旬にしている。
 大阪本社では、休業期間中の電話対応など一部業務があるため、一部の社員が出勤している。しかし、電車通勤しない、または本社近くに住む社員が出勤の対象者となる。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ最善の防止策として、人員を決めて実施しているという。出勤は月、水、金の週3日のみ。「こういった対応は、創業以来初かもしれない」(同社)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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