日本eリモデル 19年10月期/売上高8%増の58億円/営業増員が奏功か

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 住宅リフォームの訪問販売を行う日本eリモデル(本社兵庫県、中村慎一社長)の19年10月期の売上高は、前期比8%増の58億7000万円だった。営業担当者が前期末時点と比べ、45人増の270人体制で営業展開できたことが増収の要因としている。
 新しい支店の展開として、19年3月に熊本支店を開設し、19年10月末には宇都宮支店と高崎支店を開設した。本社を含め、合計23拠点体制となった。
 他にも、関西と関東に設けている研修場所を、中部と九州にも設置し、計4拠点で研修を行えるようにしている。各支店で人材育成すると、その支店の営業スタイルに染まってしまう可能性が高く、社員のスキルの平準化が図れなかった。教育拠点を増やしたことで、基礎能力を身に付けた後に、支店に配属できるようになったことも増収の要因の一つだとしている。
 期中の同社の売り上げの柱は、外壁塗装と屋根塗装だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ