ワタミ/約2カ月で100カ所に導入/施設向けの提案が好調

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 ワタミが手掛ける弁当宅配事業「ワタミの宅食」で、高齢者施設、福祉施設などへの導入数が100カ所を超えた。今年2月に専門部隊として「法人営業部」を設置し、約2カ月間で、問い合わせが急増し達成した。
 19年5月から法人向けのテストサービスを開始し、施設のニーズやサービス内容を検証。20年2月に専門部署として「法人営業部」を設置し、当初の2人から現在は15人に人員を増やして提案を強化してきた。
 初回注文はウェブサイトで受け付け、契約は本社が担う。冷凍品は宅配便、冷蔵品は地域を担当する販売員「まごころスタッフ」が届ける。その際、販売員が次回の注文を取ることで継続的な利用につなげる。食数に応じて販売員の歩合給を上乗せし収入アップにつなげて販売員の定着率向上に生かす。
 各施設にダイレクトメールを送付しているほか、ウェブ広告などを活用し、施設に積極的に提案していく考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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