ヤクルト本社/ディズニーと提携を発表/ジョアの23年ぶり値上げも

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ヤクルト本社の根岸孝成社長兼COO(写真右)とウォルト・ディズニー・ジャパンの中澤一雄コンシューマ・プロダクツゼネラルマネジャー

ヤクルト本社の根岸孝成社長兼COO(写真右)とウォルト・ディズニー・ジャパンの中澤一雄コンシューマ・プロダクツゼネラルマネジャー

ヤクルト本社は5月8日、東京・ヤクルトホールで、「ジョア」のディズニーデザインパッケージ記者発表会を開催した。ディズニープリンセスのデザインパッケージは7月下旬までの期間限定で、計24種類のシンデレラのデザインで販売する。
 根岸孝成社長兼COOはウォルト・ディズニー・ジャパンとの提携について「今年で創業80周年を迎える。この記念すべき年に、ディズニー社と商品と広告における提携ができた。グローバル企業として、ディズニー社とウィン―ウィンの関係を築いていきたい」と話した。
 根岸社長は、当日発表会を欠席した堀澄也会長兼CEOのコメントを発表。「ウォルト・ディズニーとの協業は夢のような出来事だ。ジョアに続き、第2、第3のコラボ商品が生まれるでしょう」と述べた。
 ウォルト・ディズニー・ジャパンの中澤一雄コンシューマ・プロダクツゼネラルマネジャーが登壇。「ヤクルトの主力商品のジョアと組むことで、多くのシンデレラのデザイン商品が多くのお客さまにお届けできることに感謝し、大ヒット商品になることに自信を持っている」と話した。
 「ジョア」は、23年ぶりに1本90円から100円に値上げすることを発表。国内の乳製品の原料や為替の影響で輸入原料が高騰していることが要因であると説明した。
 中野健宅配営業部長は訪販事業について「ヤクルトレディ(YL)にもディズニーのファンがたくさんいる。YLのモチベーションアップにつながる施策を通じて販促活動に生かしていきたい」と話した。
 5月11日からは、女優の剛力彩芽が出演するテレビCMの放送も開始する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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