ポーラ/1300店舗にエステの自粛要請/政府の緊急事態宣言を受け

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 ポーラは4月9日、東京・大阪など7都府県の路面店のサロン店舗など1300カ所に対して、エステやカウンセリングの自粛を要請すると明らかにした。サロンを拠点に活動する販売員は、エステや対面でのカウンセリング、イベント集客を自粛する。
 ポーラが自粛を要請したのは、政府の緊急事態宣言の対象となった、東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡の7都府県に所在する、路面店サロン「ポーラザビューティー」や、郊外型サロン「エステイン」など約1300カ所だ。対象地域で活動する販売員(ビューティーディレクター、BD)は約1万4000人にも及ぶとしている。
 ポーラはオーナーやBDにあくまで自粛を要請し、各店舗はオーナーの判断でそれぞれ営業を行っているという。営業を続ける各店舗では、固定客をもつBDが、店舗での商品の受け渡しのみを行っているという。電話で注文を受け付けて、商品を自宅に届けたり、梱包して発送したりするBDもいるとしている。
 「外出自粛中でも、BDに会って話がしたいというお客さまや、食料品を買うついでにサロンに寄ってくださるお客さまも多い。こんな時だからこそ、BDはそれぞれ既存のお客さまとの関係の構築を図っている」(コミュニケーション戦略部)と話す。

(続きは、「日本流通産業新聞」4月16日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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