東京都中小企業振興公社/展示会出展費用を助成/出展料、販促費の一部も対象

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 (公財)東京都中小企業振興公社(所在地東京都、保坂政彦理事長)は、販路開拓を目的とした展示会への出展費用などの一部を助成する「緊急販路開拓助成事業」を始める。事前エントリー期間は、4月13日から5月20日まで、ホームページ上でエントリーできる。
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、直近の売上が減少した都内中小企業者を支援する。助成金の限度額は150万円で、助成率は5分の4以内としている。助成対象経費としては、展示会参加費の一部(出展小間料、資材費、輸送費など)や、販売促進費の一部(印刷物制作費、PR 映像制作費、広告掲載費など)が対象となる。申請要件は(1)新型コロナウイルス感染症の影響により、直近3カ月の売上高が前年同期に比べ10%以上減少している(2)2期以上の決算を経ている─の2点。売り上げは、対象月の月別試算表(損益計算書)で確認するという。
 事前エントリーの申請は現在開設準備中で、4月半ばにも、サイト上で確認できるようにもなる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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