【健康食品通販 2019年売上高】 100社合計6531億円/実質成長率は0.3%プラス成長

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 日本流通産業新聞はこのほど、通販事業者を対象に、健康食品の通販売上高調査を実施した。2019年の健康食品通販売上高は、100社合計で6531億9400万円だった。前年調査と比較可能な15社による実質成長率は0.34%のプラス成長だった。ファンケルなど、2桁増収を記録する大手企業が目立った。

■「”機能性”が好影響」の声

 売上高に関するアンケート調査では、19年と20年の健康食品通販市場の景況感についても聞いた。
 19年の景況感について回答した13社の内、46%の6社が「18年と同じだった」と回答した。
 「上向いた」と回答した企業からは、「市場の健康ニーズ以上に伸長した」(ファンケル)「機能性表示食品制度の活性化に伴い市場全体は上向き」(リフレ)という声が聞かれた。
 20年の健康食品通販市場の景況感について回答した13社の内、「上向く」と回答した企業は3社にとどまった(23%)。「分からない」(3社回答)という企業からは、「新型コロナウイルスの影響が不透明だから」という声が聞かれた。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月26日号で)

■掲載記事
・ファンケル 上席執行役員 健康食品事業本部 若山和正本部長/機能性表示食品で差別化
・ファビウス 片岸憲一代表取締役社長/しがらみなく経営に専念、組織体制刷新
・ジェイフロンティア 中村篤弘社長/医薬品通販参入も視野に着々
・ニッピコラーゲン化粧品 内田恭平常務取締役/リピーター100万人へ
・SONOKO 宇田川裕昭社長/社長就任後、売上50%増の商品も


記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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