プレミアムウォーター/水ボトルのOEM強化/JR東日本の水宅配と提携

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プレミアムウォーターの金本彰彦社長(右)とJR東日本ウォータービジネスの竹内健治社長

プレミアムウォーターの金本彰彦社長(右)とJR東日本ウォータービジネスの竹内健治社長

 宅配水業界最大手のプレミアムウォーター(PW、本社東京都、金本彰彦社長)は4月1日付で、JR東日本のグループ会社で、自販機事業などを手掛けるJR東日本ウォータービジネス(以下ウォータービジネス、本社東京都)と業務提携すると発表した。PWが製造する水ボトルを、ウォータービジネスのBtoCの宅配水事業で展開する予定だ。PWは水ボトルのOEM事業を強化する。
 ウォータービジネスは、JR東日本のエキナカを中心に自動販売機事業を展開している。宅配水事業では、「From AQUA(フロムアクア)~谷川連峰の湧き水~」を、法人向けに展開している。
 ウォータービジネスは、4月1日の業務提携の開始をきっかけに、個人宅への宅配水事業の展開を開始する予定だ。「フロムアクア」は駅の自動販売機などで目にする機会が多く、ブランド自体の知名度が高いという。宅配水業界に大手企業が参入する形になりそうだ。
 ウォータービジネスでは、個人宅への宅配水事業における顧客への提案方法について、ツーウェイ型(加盟店が水ボトルを配送する)を採るかワンウェイ型(配送会社が水ボトルを配送する)を採るかを含め、「詳細は未定」(企画部)としている。
 PWは今回の業務提携について、21年3月期以降の業績に好影響をもたらす可能性があるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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