ZOZO/靴のECモール開設/計測データに応じてサイズ推奨

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伊藤正裕取締役が「ZOZOSHOES」を解説

伊藤正裕取締役が「ZOZOSHOES」を解説

 ファッションEC大手のZOZO(ゾゾ)は3月4日、靴の専門ECモールを開設した。計測用のシートとスマホアプリでユーザーの足の3Dサイズを計測し、お薦めのサイズを提案する。靴ならではの検索機能やコンテンツも拡充し、「最もシューズが買いやすいEC」を目指す。
 靴の専門ECモール「ZOZOSHOES(ゾゾシューズ)」をファッションECモール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」内に新設した。特徴は(1)計測用シート「ZOZOMAT(ゾゾマット)」の活用により試着なしで足に合う靴が分かる(2)特別ページのオリジナル記事コンテンツ(3)靴に特化した検索UI─3機能。昨年6月に発表した「ZOZOMAT」による計測機能などを提供し、店舗での購入体験と遜色ない「ECでの靴の新しい購入体験」を実現する。
 「メーカーやモデルによってフィットするサイズは異なる。『ZOZOSHOES』では3D計測に基づき、各メーカーのどのサイズが合うかを提案する。アイテムごとの相性度や推奨サイズを紹介し、自宅にいながら失敗しない靴選びができる」(伊藤正裕取締役兼COO)と説明する。
 「ZOZOMAT」での計測に対応する靴は当初、約100足から始まり、順次拡大する。ZOZOオリジナルのPBシューズを開発する計画はないが、メーカーとのコラボレーションは積極的に実施する考えだ。
 「ZOZOSHOES」の開設を記念して、1万足をプレゼントするキャンペーンを実施する。4月15日までに「ZOZOMAT」で足の3Dサイズを計測し、応募したユーザーが対象。抽選で1万人に選出する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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