ベネッセホールディングス 19年4―12月期/教育事業7.6%増収/営業利益は68.2%増

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 ベネッセホールディングス(ベネッセHD)は2月7日、19年4―12月期(第3四半期)の連結業績を発表した。「進研ゼミ」などの国内教育事業の売上高は、前年同期比7.6%増となる1495億8100万円だった。営業利益は同68.2%増の148億8100万円だった。
 19年4月に行った「進研ゼミ」の価格改定と、学校向け教育事業を手掛ける連結子会社の売り上げを計上したことが増収要因となった。小・中・高の各講座で構成される「進研ゼミ」の売上高は、同7.2%増の720憶3600万円だった。
 「進研ゼミ」の延べ在籍受講者数は同0.2%増の1466万5000人に微増。全体の7割を占める小学講座の受講者は同2.3%増の1035万人と伸長した。中学講座は同3.6%減の322万9000人、高校講座は同7.3%減の108万6000人にそれぞれ減少した。
 連結業績における売上高は同3.9%増となる3365億6200万円、営業利益が同48.7%増の230億9300万円、経常利益が同58.4%増の200億2600万円、四半期純利益が同100.3%増の131億8100万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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