ユーグレナ/開発中のバイオ燃料が国内で使用可能に

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 ミドリムシを原料にした化粧品や健康食品の通販を展開するユーグレナは2月3日、同社が開発しているミドリムシを使ったバイオジェット燃料について、日本国内の民間航空機に使用できることになったと発表した。国土交通省が同日改正した、通達の一部改正により、使用できるようになったとしている。
 国交省は2月3日、通達「航空機に搭載する代替ジェット燃料の取扱いについて」の一部改正を交付・施行した。1月31日に、バイオ燃料製造実証プラントで使用する技術「BCIプロセス」が、国際規格として認められたことに伴い、国交省が通達を改正した。「BCIプロセス」はユーグレナのプラントで導入されている。
 ユーグレナは20年3月末までに、民間航空機に搭載するためのバイオジェット燃料の提供を開始する予定だ。早ければ20年8月にも、ユーグレナのバイオジェット燃料を搭載した航空機がフライトを行う可能性があるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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