ラストワンマイル協同組合/大阪での集荷を開始/関東1都5県向けに宅配

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 中小運送会社33社で組織するラストワンマイル協同組合(事務局東京都、志村直純理事長、(電)042―319―9860)は1月20日、大阪での集荷業務を開始すると発表した。府内で集荷した荷物を関東のハブセンターに運び、1都5県(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木)を担当する組合員が配達・宅配する。6月には関東で集荷した荷物を府内へ配達・宅配する計画で、徐々に業容を拡大する。
 新規組合員に加入した近畿配送サービスが中心となり、府内における集荷業務を実施する。府内での集荷業務は1月下旬から開始する。
 開始当初1週間から10日はテスト期間とし、1日当たり約100個を集荷。徐々に集荷個数を増やし、年内には1日約1000個の集荷を目標としている。府内での集荷は近畿配送サービス以外に数社が加盟を準備中で、大阪における組合員の増強を図る。
 集荷した荷物は東京・立川のハブセンターを経由して、1都5県の組合員が配達・宅配する。
 同協同組合は19年6月以降、近畿・東海地区で組合員を募集。関東から近畿エリアでの事業拡大を図ってきた。東西の拠点を確保したことで、集荷・配達・宅配へと積極的な事業展開が可能となった。
 東海地区は現状、愛知を中心に岐阜、三重などの加盟予定者が組織固めを行っているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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