アウラインターナショナル/正式開業6カ月で35億円に/初年度売上高60億円の見通し

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右近雅也社長

右近雅也社長

 ヒト幹細胞培養液のスキンケアシリーズ「アクアージュ」をネットワークビジネス(NB)で展開するアウラインターナショナル(本社福岡県、右近雅也社長)の業績が好調だ。19年7月のグランドオープンから6カ月間で会員数が約4万人、売上高は35億円に到達するなど急成長している。初年度(20年6月期)売上高60億円を目指す。
 10月の月商は7億2000万円、11月は5億円、12月は5~6億円で推移している。約4万人の会員のうち85%が50代後半の女性が占めているという。
 社会貢献活動も会員のリクルートを後押しする。一般財団法人児童虐待防止機構オレンジCAPOに協賛し、主力の「ジェル」1個の売り上げに付き10円を寄付。また、SDGsへの取り組みの一環として、公益社団法人日本青年会議所(JCI)と提携し、売り上げの一部を寄付するなど「SMILE by WATER(スマイル・バイ・ウォーター)」をサポートしている。
 今年1月からは、会員が運営するサテライトサロンも始めた。製品購入のチャネルを多様化させ、製品との接点を広げる。47都道府県に100店舗のサロン網の構築を目指す。
 20年は、コンプライアンスにも力を注ぐ。社内にコンプライアンス担当部長を置いた。全国の主要都市で毎月開催するリーダー会議でコンプライアンスセミナーを開催するほか、コンプライアンスのルールブックを社内で作成し、製品を発送する際に同梱している。今後は、コンプライアンスに特化したセミナーの開催も予定。セミナー受講を、コミッションを得るための条件にすることも検討する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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