ポーラ/新社長に竹永美紀氏/サロン販売への変革を現場で指揮

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 化粧品訪販最大手のポーラ(本社東京都)は1月1日付で、竹永(旧姓及川)美紀取締役執行役員が代表取締役に就任すると発表した。横手喜一社長は、持株会社であるポーラ・オルビスホールディングスの取締役海外事業展開担当に就任する。竹永氏は91年にポーラに入社。ポーラが訪販からサロン販売に変革する際の現場を指揮してきた。
 竹永氏はポーラの社長に就任するとともに、ポーラ・オルビスホールディングスの上席執行役員にも就任した。これまで竹永氏が統括してきた、訪販・サロン事業であるTB(トータルビューティー)分野については、引き続き竹永氏が指揮を執る。情報システム担当の高谷誠一取締役や、TB市場企画担当の宮杉彰執行役員らもTB分野を統括するとしている。
 ポーラ・オルビスホールディングスでは、竹永氏の社長就任について、「現場推進力・計画実行力が高く、ポーラの新たな成長戦略を策定する上で必須の能力を持っていることから、起用となった」としている。

 竹永氏の経歴は以下の通り。

 竹永 美紀(たけながみき)
 東京女子大学卒業。91年にポーラ化粧品本舗(現ポーラ)入社。07年に埼玉エリアマネージャー、09年に商品企画部長に就任。14年に取締役に就任し、訪販多様化事業担当、訪販営業担当などを経験。18年から現職の取締役執行役員事業本部担当に就任。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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