【無店舗販売企業 19年売上高調査】 上位50社中13社が2桁増収

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 日本流通産業新聞はこのほど、無店舗販売企業の売上高(18年10月―19年9月の間に迎えた決算期が対象)を調査し、通販を500社、訪販259社をランキングにした。無店舗販売企業の上位50社の合計売上高は、5兆8177億4500万円となった。上位50社中13社で2桁増収が確認された。
 増収が確認できた企業は50社中20社だった。ユニクロ(前期比32.0%増)やニトリ(同27.3%増)といった大手メーカーの通販事業の増収が、市場をけん引した。アスクルや大塚商会といったBtoB通販大手がそろって堅調に増収していることから、BtoB通販市場が拡大していることも見て取れる。
 一方で、減収が確認できた企業は50社中12社だった。千趣会をはじめとした老舗通販企業がそろって減収している点も目立った。
 訪販では、最大手ポーラが増収となったほか、宅配水業界で急成長しているプレミアムウォーターホールディングスも、上位50社に初めてランクインした。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月1日新年特大号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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