ダスキン/家庭訪販が純第2Qで増収/家庭向け末端売上高も増収に

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 ダスキンがこのほど発表した19年4―9月期(中間期)決算説明会の資料によると、訪販グループにおける家庭向け(ホームサービス)「ダストコントロール商品(全体)」の売上高は前年同期比0.3%減、モップ全体では同3.9%減だった。
 ダストコントロール商品は、第1四半期が同3.5%減少したもの、第2四半期は同2.8%増加。モップ全体では、第1四半期が同5.6%減、第2四半期は同2.2%減だった。
 「ベーシック3」は同0.6%増と横ばいで推移したが、その他のモップは同5.5%減、ロボットクリーナー「SiRo」は同45.8%減だった。「台所用スポンジ」は前年同期に比べ1億5400万円増えた。
 一方で、役務サービスは好調で同4.0%増だった。サービス別ではハウスクリーニング(サービスマスター)が同2.9%増、家事代行(メリーメイド)が同2.8%増、シロアリ防除(ターミニックス)は同7.1%増、緑と花のお手入れ(トゥルグリーン)が同9.6%増、住まいの補修サービス(ホームリペア)は同68.2%増で、いずれのサービスも増収した。
 訪販グループにおける営業利益は同11.4%減の63億8300万円。洗浄工場の経費が2億円増加したほか、マットなどで新たな布を投入したことで1億円を計上するなど原価率が悪化し、計3億円が増加。また、外注費や人件費などの経費が計7億円増えた。
 説明会資料では、末端の「お客様売上高」も公表。「ダストコントロール(家庭用)」の売上高は前年同期比0.4%増の445億7600万円、化粧品や健康食品などの「ヘルス&ビューティー」は同0.4%減の12億9100万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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