ファンデリー 19年4―9月期/通販売上は15億円/新規獲得は計画下回る

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 生活習慣病などに対応した栄養調整弁当の通販を手掛けるファンデリーの19年4―9月期(中間期)におけるMFD(通販)事業の売上高は、前年同期比5.9%増の15億5632万円だった。費用対効果の見直しで予定していた施策の実施を見送ったことから、新規顧客の獲得が計画を下回った。営業利益は同6.7%減の3億3689万円となった。
 今期は定期購入サービス「栄養士おまかせ定期便」への積極的な移行に力を入れたが、利用顧客は第1四半期実績と比較して微減となる8646人となった。定期便への移行を図る施策を費用対効果の面から見直し、実施を取りやめた。
 19年3月にテレビ番組で紹介され、利用者が急増したことから、その反動も影響している。
 チャネル別の売り上げ比率は定期便の顧客が6割以上を占めている。
 通販の会員数は25万人を突破し順調に伸長している。前年同期は約23万人だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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