オートバックスセブン/会話面に機能を特化/高齢者見守りAIロボを販売

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ZUKKU(ズック)本体と専用タブレット

 オートバックスセブンは、対話型AIロボットによる高齢者の見守りサービスを10月4日より自社ECサイトで販売する。ロボットを通じた会話により離れた場所で暮らす家族間の連絡を手助けする。カメラを搭載しないなど、会話機能に特化し、双方向での見守りを促進する。
 「ZUKKU(ズック)見守りサービス」は、同社が今年から展開するブランド「WEAR+i(ウェア アイ)」の新商品。本体となる高さ10センチメートルのミミズク型AIロボットに人感センサーを搭載した。部屋に設置して高齢者を見守る。
 サービスのコンセプトは「ゆるやかな見守り」。機能面では雑談に対応したAIの導入など会話部分に特化する。カメラ機能は意図的に導入せず、監視ではなく相互のコミュニケーションによる温かみのある見守りの実現を目指す。
 見守られる側はズックを通じて離れた家族やズックに搭載されたAIと会話が可能。内容は付属の専用タブレットにも表示される。見守る側の家族は専用アプリを利用し動向を把握できる。会話の頻度の増減や、健康状態の変化を連想させる単語が出てきた際には家族に通知が届く。
 9月25日に都内で行ったメディア向け説明会では、ズックのプロジェクトリーダーである花井太郎氏が登壇。商品機能を解説した。
 花井氏は解説の中で、ズックとしりとりを行うなどAIが持つ会話シナリオの多様さを披露。単なる見守りだけではなく、利用者に癒やしや楽しみを提供できることも実演とともに紹介した。
 価格は5万9800円(税抜)。使用にはWi―Fi環境と月額980円(税抜)の固定通信費が必要となる。自社ECサイト「オートバックスドットコム」上で予約を受け付けている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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