サイボク/梱包材を段ボールに/簡易包装で環境配慮

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
新しい梱包材

新しい梱包材

 ハムとソーセージの製造販売を行う埼玉種畜牧場・サイボク(本社埼玉県、笹崎静雄社長)は10月1日から、梱包材を発泡スチロールから段ボールに切り替える。
 通販顧客からは数年前から「発泡スチロールやごみの処理に困っている」との声が寄せられていた。環境への配慮と処分をしやすくする効率のため、梱包材の変更を検討してきた。
 変更に向けて、本社の埼玉県から、北海道、宮城県までの輸送テストを複数回実施。品質や鮮度に問題がないという結果を得ている。
 4月には、出荷用の新工場を新たに設立し、在庫管理と出荷の場所を分けることで、物流の効率化に着手している。
 営業部の山口大介チーフは「物流を強化したため、今後は生産量が課題になるので、一つずつ解決していきたい」としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ