えがお／初の実店舗を開設／接客通じ顧客の声を吸収

　健康食品の通販事業を手掛けるえがお（本社熊本県、北野忠男社長）は９月１４日、初の実店舗を熊本市内に開設する。黒酢関連商品を中心とした食品を販売する。えがおは今年創立３０周年を迎えた。店舗での対面接客を通じて顧客の生の声を聞き、これまでとは異なるターゲット層と接することで、次の３０年の成長を支えるヒントに生かす考えだ。店舗での売り上げ目標は設定していないが、１日約３００人の来店者数を想定している。
　開設する店舗の名称は「伝統発酵　くろず庵」。熊本市の中心地に同日開業する「ＳＡＫＵＲＡＭＡＣＨＩ　Ｋｕｍａｍｏｔｏ」の地下１階にオープンする。店舗面積は５８・９４平方メートル。
　「伝統発酵　くろず庵」のコンセプトは、「黒酢関連商品を中心とした食品を、お客さまの悩みや生活に合わせて買えるお店」。果物黒酢や食べる黒酢など、店舗オリジナル商品を取りそろえる。