マナビス化粧品(本社千葉県、佐藤仁志社長)は今夏、新商材としてオーダーメードウィッグの販売を開始した。ウィッグの販売にあたっては、専用の認定制度を設けた。「トータルビューティ」を目指す同社の新たな挑戦の一環だとしている。
同社はこれまで、スキンケア商品を中心に展開してきたが、「美を楽しむ女性の新しいアイテムに」とウィッグの取り扱いを決めたという。
一般市場におけるウィッグ着用の目的が、「髪悩みのケア」から「おしゃれを楽しむ」に変化してきた点に着目し、高価格の印象が強い、オーダーメードの製造工程を徹底した商品を開発した。効率化を進め、高品質を保ったまま価格を抑えたウィッグを提供することに成功したとしている。
同社によると、オーダーメードウィッグは、10万円台で作るメーカーがほとんどないという。ウィッグについて、独自の開発システムを構築。ウィッグを求める会員や顧客のニーズに応えられるようにしたという。
ウィッグに関する独自の研修を受けたリーダー会員を認定する「ウィッグアドバイザー」認定制度も導入した。アドバイザーは、サンプルの試着や装着方法に関して、ノウハウを習得しているため、目的や悩みに合ったウィッグを提案できるのだという。
(続きは、「日本流通産業新聞」9月5日号で)
マナビス化粧品/新商材にオーダーメードウィッグ/専門性高い販売認定制度を構築
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