アリババグループ 19年4月―6月期/売り上げ42%増/618商戦が伸長けん引

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 アリババグループの19年4―6月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比42%増の1149億2400万元(約1兆8388億円)だった。6月に開催したセールイベント「618商戦」での取引高増加などが増収をけん引した。主力事業であるコア・コマース部門の売上高は、前年同期比44%増の995億4400万元(約1兆5927億円)と成長した。
 今年の618商戦では中国新興地域での購買金額が昨年比100%増を達成するなど、多くの記録が更新された。コア・コマース部門の売上高は全体の87%を占めた。
 中国小売市場における年間アクティブコンシューマー(サービス利用ユーザー)は、今年3月より2000万人増の6億7400万人。月間モバイルアクティブユーザー(サービス閲覧ユーザー)は同じく3400万人増の7億5500万人となり、それぞれ堅調な伸びを見せた。(※人民元の換算レートは1元=16円)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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