アマゾンジャパン/顧客情報をLINEで送信/配送委託先にルールの周知を徹底

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 8月2日に一部のウェブメディアで、「アマゾンジャパンが配送を委託しているデリバリープロバイダの一社であるT・M・G(本社大阪府)内で、Amazonの購入者の氏名や住所といった個人情報が、LINEを通じて不適切にやり取りされている」と報じられた。アマゾンジャパンは今回の件について、「T・M・Gには適切な方法で顧客情報を扱うよう、周知徹底を促している」(広報)と話している。
 一部報道では、T・M・Gが、福岡県で行っているAmazonの商品の配送について、配送先情報をドライバーに伝達する際に、LINEを使って複数のドライバーが見られる状態でやりとりしていたとしている。ドライバーが顧客に直接LINEで連絡を入れようとしたケースもあったと報じている。
 アマゾンジャパンは、配送委託先に対しては、問い合わせ番号などの必要情報は、携帯電話の音声通話で伝えることをルールとして設けているという。T・M・Gに対しては、ドライバー宛の連絡について、音声通話で伝えるよう改めて要請したとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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