大幸薬品/現地企業と契約締結/中国でBtoC事業を本格化

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 大幸薬品は今夏から、二酸化塩素を活用した衛生管理用品「クレベリン」の中国向けBtoC事業を本格化する。7月24日に中国江蘇芸グループの南通総芸(本社中国)とパートナー契約を締結。同グループのチャネルを通じて実店舗で販売網を拡充する。中国における「空間除菌」の市場創出を図り、売り上げ拡大につなげたい考えだ。
 現地でのBtoC事業は実店舗を通じて現地ユーザーに販売する。投資事業・流通・エネルギーなど、多岐にわたる事業展開をしている同グループのチャネルを通じて販売網を拡大する。
 南通総芸とはすでに、中国向け越境ECの分野で提携していた。17年7月から、アリババグループが運営する越境ECモール「天猫国際(Tモールグローバル)」のほか、「京東商城」で「クレベリン」のECを展開している。
 中国では近年、衛生意識が高まりつつあることから、衛生管理用品のニーズが今後さらに高まると期待している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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