エイジー・ジャパン 19年6月期/前期比30%以上の増収/底上げ型組織作りに注力

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 オール電化や太陽光発電のテレアポ訪販を行うエイジー・ジャパン(本社千葉県、長岡俊幸社長)の19年6月期の売上高は、前期比31.2%の増収になる見通しだ。増収の要因は「各営業所の所長・主任クラスの意識改革が少しずつできたことによって、営業の数字に対する意識が変わってきたこと」(野々下新取締役)だという。「社員の意見を取り入れた組織作りに今後も注力していく」(同)と話す。
 組織作りと並行して、太陽光発電の営業強化にも注力している。特に、蓄電池の販売に注力した結果、19年6月期中の販売台数は、前期比355台増の1016台となった。
 同社は、17年から「人を育てる」をテーマに、各営業所の組織作りを進めていった。会社の役員が中心となり、各営業所を巡回するようにし、所長や主任などの育成を図っていったという。
 営業所を巡回する際は、役員クラスからの積極的な指導などは、あえて行わないようにしたという。「我々からは特に指導は行わない。行うのは、所長や主任のモチベーションを上げることくらい」(同)と話す。

(続きは、「日本流通産業新聞新聞」7月18日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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