【インタビュー】 日天 高瀬和明社長/お客さまにドキドキとワクワクを提供

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ─19年3月期の実績について聞きたい。
 売上高は前期比で10%増となった。蓄電池の販売に注力したところ、前期よりも蓄電池を多く販売することができた。年間の販売台数は200台を超えた。蓄電池の販売を行う「直販営業本部」の売り上げが前期比20%増となったことが、19年3月期の増収の要因になった。
 ─蓄電池の販売に関して何か取り組んでいることはあるか。
 現在当社は、ハウスメーカーや工務店、ビルダーなども含め10社前後とアライアンス(提携)契約を結び営業を行っている。提携先の顧客の自宅へ訪問するなどし、リフォームや蓄電池の提案を行っている。飛び込みの訪問販売も行ってはいるが、今は、アライアンスによる売り上げが大きい。ありがたいことに、提携の引き合いを頂く機会も増えてきた。その分、当社としても、強固な組織作り、人材育成がさらに必要とされるようになっている。
 19年6月から、太陽光パネルの点検や屋根点検に、ドローンを活用する取り組みも開始した。ドローンで撮影した、屋根の映像を、リアルタイムで確認できる。ドローンの導入によって、顧客に安心感を提供できるようになったと感じている。
 ─人材育成の取り組みについても聞きたい。

(続きは、「日本流通産業新聞新聞」7月18日号で)

〈プロフィール〉
 福岡で飲食業を営み、01年ごろに上京。01年10月に太陽光発電のメーカーに中途採用で入社。入社半年で所長に昇格。その後、複数の営業所を取りまとめる部長に昇格。09年3月に同メーカーを退職。同4月に日天を創業し、社長に就任。今期で10期目を迎える。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ