ビューティガレージ　１９年４月期／ＥＣ売上２３．７％増／化粧品の品ぞろえ拡充が寄与

　美容サロン向け通販を行うビューティガレージの１９年４月期の通販を主体とした物販売上高は、前期比１７．１％増の１０５億４００万円になった。ＥＣ売上高は同２３．７％増の７５億８６００万円だった。ＥＣ比率は同３．４ポイント増の７２．１％に上昇した。ナショナルブランド（ＮＢ）の化粧品の品ぞろえを拡充したことで増収につながった。
　化粧品・材料分野の売上高は、同２８．２％増の４６億５０００万円だった。物販売上高に占める化粧品・材料売上高の比率は、同３．７ポイント増の４４．２％に向上。ＮＢ化粧品における取り扱いメーカー・品目を大幅に拡大しことが寄与した。
　１８年５月にＥＣサイトを刷新し、新しい基幹システムを導入した。大口顧客（法人顧客）向け機能やチェーン店向け機能、マーケットプレイス機能を強化した。
　マルチデバイス対応の機能も拡充しており、物販売上高に占めるモバイル比率は同３．９ポイント増の３１．９％に拡大している。
　１９年４月期の連結売上高は同１８．６％増の１３８億５２００万円、当期純利益は同１５．６％減の３億７９００万円だった。２０年４月期の連結売上高は同１５．８％増の１６０億３５００万円、当期純利益は同１９．０％増の４億５１００万円を計画している。