ヤマダ電機/宅配BOXの実証実験/ネット注文24時間受取へ

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 ヤマダ電機は6月18日、自社ECサイト「ヤマダウェブコム」で注文した商品を、店舗に設置した宅配ロッカーで24時間受け取ることができる実証実験を開始した。インターネット事業を手掛けるサイブリッジグループ(本社東京都、水口翼会長)傘下のERY JAPAN LLC(エリージャパン、本社東京都、堀井翠社長兼COO)と提携し、宅配ロッカー「ERYBOX(エリーボックス)」を、「YAMADAホールセール江東新砂店」に設置する。導入により顧客の利便性向上を図る。
 「ヤマダウェブコム」での商品注文時、宅配ボックスでの受け取りを選択することで、「エリーボックス」からいつでも受け取ることができるようにした。佐川急便の再配達指定でも、「エリーボックス」を受け取り場所として設定できる。
 ヤマダ電機は16年から、ネットで注文をし、実店舗で商品の受け取りができる「お店de受け取り」サービスに取り組んでいる。今回の実証実験により、店舗が開いていない時間帯でも対応が可能となった。
 今後は顧客の使い勝手を考慮し、駅前などの実店舗に「エリーボックス」を設置する計画。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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