化粧品のサロン販売のシーボンは5月24日、脳科学の産業応用を目標としているNeU(ニュー、本社東京都、長谷川清社長)とアドバイザリーサービス契約を締結した。シーボンが提供するフェイシャルエステの施術を、脳科学の観点から数値化し、施術の評価を高めていく。新しい、施術や商品の開発に生かすのが狙いだという。
NeUは東北大学と日立ハイテクノロジー(本社東京都)のジョイントベンチャー。両社の脳科学の知見と技術を基に、産業応用を目指したソリューションを開発している。
契約の締結によって今後、シーボンが提供する東洋式美顔マッサージの施術を、NeUが数値化・可視化していくという。「シーボンのフェイシャルマッサージでなぜ体がすっきりするのか」について、脳科学の観点から分析し、シーボンの施術の価値を評価していく予定だという。
将来的に、NeUが数値化したデータを生かした、新しい商品・施術の開発も検討していくという。
シーボン/脳科学ベンチャーと契約/エステの施術技術の効果を可視化
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