ラストワンマイル協同組合/大阪で営業開始/説明会開催、組合員募集

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 首都圏25社の中小運送会社で組織するラストワンマイル協同組合(事務局東京都、志村直純理事長)は5月31日、大阪で事業説明会を開催すると発表した。大阪府内に事業所を置く運送会社を対象に、組合員の募集を呼び掛ける。首都圏以外の地域では大阪と愛知への配送先が多いことから、大阪府内での営業開始を決めた。
 事業説明会は6月25日(火)、午後2時から5時まで開催する。場所は大阪市北区梅田2―1―18 富士ビルのユーズ・ツウ。府内に事業所を持つ配送業者であれば、特に参加条件は求めない。
 同協同組合の組合員は現在、関東1都5県(東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城)の25社で構成。これ以外の地域は業務提携しているコラボデリバリー(本社東京都、有富慶二代表)に配送を委託して、全国配送に対応している。
 現状、クライアントの所在地および配送先は、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)と大阪・愛知が圧倒的に多いことから、大阪での組合拡大を決定。大阪府内での配送事業者を募る。
 府内全域を網羅するには「有力な地元配送業者10社ほどが必要になるのでないか」(志村理事長)と見ている。
 ラストワンマイル協同組合は18年4月10日、EC市場の拡大を背景とした取扱個数の増加や、ドライバー不足を原因とした運賃の値上げ、大手宅配便事業者による総量規制といった課題解決を目的に設立した。より安い運賃と遅延しない配送を実現している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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