新日本住設/三尾常務取締役が社長に/金田明秀社長は退任

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 リフォームや太陽光発電の訪販を行う新日本住設(本社兵庫県、三尾真一郎社長)は4月30日付けで、会社の創業者である金田明秀社長が退任する人事を行った。新社長には、常務取締役の三尾真一郎氏が代表取締役社長として就任した。金田氏はオーナーとして同社の株を100%保有している。
 金田氏の退任の理由としては、「私がいなくても会社が運営できるようになった。取引先も、私が関わってきた人たちが異動されるようになっており、担当変更後は、私が関わらないようにし、みなに任せてきた。もう大丈夫であろうと判断した」(金田氏)と話す。
 金田氏は、今後何か新しいことを実施することを検討しているというが、具体的には何も決まっていないとしている。「何か新しいことをやりたい気持ちは変わらない」(同)と話す。
 新社長に就任した三尾社長は、金田氏とともに同社を立ち上げたメンバーの一人。09年に創業した新日本住設は、13年に株式会社化。今期で7期目を迎えた。
 新社長に就任した三尾氏は、「太陽光発電=新日本住設から、家に関すること=新日本住設にしていきたい。住宅リフォーム、EV自動車、再生可能エネルギー全般の対応を行っていき、家に関わることを全て対応できる企業にしていきたい。売上高は100億円をまず目指す」(三尾社長)と抱負を語っている。

〈プロフィール〉
 10年6月に新日本住設に入社。13年に株式会社化され14年3月に常務取締役に就任。常務取締役に就任後は、再販事業やWEB事業、アライアンス、メンテナンス、リフォームなどの新規立ち上げ事業に注力してきた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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