リカーイノベーション/「寒梅酒造」と業務提携/日本酒レシピの共同開発を目指す

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 全国各地の酒蔵と提携し、日本酒を中心としたオリジナル商品を開発するオンラインストア「KURAND(クランド)」を運営するリカー・イノベーション(本社東京都、萩原恭朗社長)は、寒梅酒造(本社埼玉県、鈴木逸郎社長)とこれまでにないイノベーティブな日本酒レシピの共同開発を目指し、19年3月28日に業務提携を開始した。両社の発想や技術、知識を掛け合わせながら既存概念にとらわれない新しい日本酒造りに挑むとしている。
 「クランド」では、「今までにないイノベーティブなお酒をつくろう」というスローガンを掲げ、同社の商品開発部が蔵人となり、寒梅酒造のタンクを間借りして、試験醸造をする日本酒プロジェクト「KURAND INNOVATION LAB.(クランドイノベーションラボ)」を18年10月より展開している。大量生産をせず、全て小仕込みで日本酒造りを行うことで差別化を図る。
 第1弾商品として、「パインサワーのようにごくごく飲めるスパークリング日本酒」を特殊な醸造方法で、18年10月に商品化させた。
 今回は、同プロジェクトをより一層推進するため、業務提携が決定。これまで以上にイノベーティブな日本酒開発を目指し、日本酒造りにおけるレシピの共同開発に挑むとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ