【大手のブランディング戦略】 〈ポーラ〉高齢者・保育施設でイベント/販売員のリクルートに成果

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イベントの様子

イベントの様子

 ポーラがこのほど開催した、社内イベント「うつくしくはたらく」の第三回プレゼン大会では、同社の「山形ゾーン」がグランプリを受賞した。山形ゾーンでは、ポーラ社員と地域の販売組織のオーナーが協力して、高齢者施設や保育施設で、ハンドトリートメントやメーキャップの講習などを行っている。地域でのポーラの認知度向上に貢献しているだけでなく、同地区でのリクルートフォーラムの動員を増やすきっかけになったことが、評価された。
 「うつくしくはたらく」プロジェクトは、同社の訪販部門であるトータルビューティー(TB)事業の各エリアや各ゾーン(旧センター、販売を統括する拠点)が、増客や販売員の増員、ポーラのブランディング、売り上げの向上につながる企画を、ポーラの役員らの前でプレゼンする。優秀なプレゼンを行ったゾーンは、取り組みをさらに強化するための予算を獲得できる。
 18年3月に第1回のプレゼンイベントを開催。3回目となる今回は、エントリーがあった全国の13企画の中から、山形や秋田、中国、首都圏エリアなどの六つの企画を選考した。

(続きは、「日本流通産業経済新聞」4月11日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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