【2018年健康食品 売上高調査】 実質成長率は2.2%増/88社の合計売上高は3585億円

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 本紙はこのほど、訪販・ネットワークビジネス実施企業を対象に、2018年における健康食品の売上高調査を実施した。アンケートの回答や、本紙取材で得た情報などを基に、88社をランキング形式で掲載。88社の売上高の合計は3585億7200万円だった。前年と比較可能な25社について実質成長率をみると2.2%のプラス成長だった。
 18年度は、ネットワークビジネス企業を中心に、増収に転じた企業が目立った。増収となった企業数は、88社のうち19社。一方で、売上高が減収となった企業数は88社のうち9社だ。
 売上高の増収率が高かった上位3社は、アリックス・ジャパン、ビオータ、スターリジャパン。 アリックス・ジャパンの売上高は、前期比47.0%増の20億円となった。乳酸菌のサプリを展開するビオータの売上高は、28.0%増の2億2400万円、スターリミルクを販売するスターリジャパンは同25.9%増の5億8900万円だった。 アリックス・ジャパンは、18年1―7月の7カ月間の新規会員数が前年同期間比で30%増になったという。
 商品の流通も大きく伸び、売り上げ増につながったという。
 ビオータは、乳酸菌ブームが商品の売れ行きを後押しし、売り上げが伸長した。
 スターリジャパンは、セミナーを開催する地域を関東と九州に集中させて、新規会員を獲得したことが増収につながった。

(続きは、「日本流通産業新聞」3月28日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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