ストリーム 19年1月期/純損失1億2000万円/広告宣伝費や配送費が増加

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 家電ECを手掛けるストリームが3月14日に発表した19年1月期連結決算は、当期損失が1億2000万円だった。主力となるインターネット通販事業で広告宣伝費や配送費が増加。売上高も計画に届かず、前回予想の当期損失5800万円から悪化した。
 同社は外部モールへの出店を強化している。競合他社との比較のため、モールでの広告宣伝費を増やしたことや、商品の発送費用の増加が減益につながった。加えて、滞留在庫処分による売上総利益の低下により、営業利益は前期比81.7%減の1700万円だった。
 過年度に提出した有価証券報告書に誤りがあったことから発生した、課徴金および調査費用も利益を圧迫した。
 連結売上高は同0.9%増の226億2600万円、経常利益は同90.0%減の600万円だった。インターネット通販事業における売上高は同2・8%増の197億6900万円、営業損失は9000万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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