白鳩 19年2月期/純利益は100万円/売上未達で業績下方修正

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 下着ECの白鳩は3月12日、19年2月期(決算期変更に伴う6カ月間の変則決算)業績予想の下方修正を発表した。売上高は前回予想を2億3300万円下回る26億6700万円に、当期純利益は同1700万円下回る100万円に修正した。
配送料の値上げに伴い、18年8月から配送料金の一部を顧客負担に変更。顧客の購入頻度が著しく下がり、売り上げ予想の未達に影響した。
 さらに暖冬の影響で秋冬商品の販売が出遅れ、売り上げが低迷した。その後在庫消化に向けたセールを行った結果、利益率が悪化した。「8月から送料の変更を行い、購入者が大幅に減少した。(今期のスタートとなる)9月から、もろにその影響を受けた」(IR担当)と言う。
 20年には、本社ならびに隣接した倉庫を併せた施設を新設する。建設に伴い仮倉庫物件の契約を想定よりも早く行い、賃料が発生したことも利益の減少を招いた。
 営業利益は前回予想を1900万円下回る700万円、経常利益は同2000万円を下回る600万円に変更した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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