ディーエイチシー/「新素材事業部」が始動/第1弾は抗ウイルス建材

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 ディーエイチシー(DHC)は2月13日、住まいに関する安全なオリジナル素材を研究開発していく「新素材事業部」を始動した。同日から、第1弾製品として機能性タイル建材「メディコ・Medico」の販売を開始した。
 新素材事業部はDHC芝浦流通センター内に設置、これまで素材の研究を行ってきた。
 「メディコ」は、インフルエンザやノロウイルスを捉えて活性化するのを抑える。花粉やハウスダストに対しても、原因となるアレルゲンを無効化させて、人体のアレルギー反応を抑制するという。アトピー性皮膚炎などに対する効果も期待できるとしている。
 現在、工務店やリフォーム店、ハウスメーカーなどに販売しているほか、4月中にも「楽天市場」に出店を開始し、一般消費者向けのネット通販を準備している。タイルは壁に張る際の専用テープをセットに販売していく。
 タイルはさまざまな形・柄・色を用意しており、取り扱いは現在204種類。
 定価は1平方メートル当たり1万8000円から。
 新素材事業部はメディコを皮切りに、「住まいに関する健康に着目した素材の独自開発を進めていく」としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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